愛する人
スポンサーリンク
「いたたたた。佐藤さん、これ何とかしてー。」
「はいはい。」
俺は、彼女の両腕に絡まっていた服を解いて、着せてあげた。
「はい。元通り。」
「はい、元通り、じゃないよー。もう、佐藤さん、めちゃくちゃするんだからー。」
「めちゃくちゃにはしていない。ちゃんと、真面目に抱いたぞ。」
「ううん。あれは、めちゃくちゃにしたって言えるレベルだった。」
「嫌だった?」
「嫌じゃないけど・・・。ずっと腕上げてたから、肩が少し痛いの。」
「揉んであげるよ。」
「いいいい。大丈夫!」
「また、めちゃくちゃすると思ってるんだろ。」
「うん。」
「しないよ。おいで。」
俺は、彼女の肩と腕をマッサージした。
しばらくすると。
「気持ち良くて、寝ちゃいそう・・・。」
「いいよ。眠っても。」
小さな寝息を立てて、彼女は一人、夢の中へ。
腕の中の彼女は、まるで子供のようだ。
さっきまで、あんなに大人だったのに。
どちらの彼女も、ただただ、愛しい。
俺の大事な、愛する人。
スポンサーリンク