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出逢い ~最後の日~
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出逢い ~最後の日~

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彼女がママに対して失望した理由は、一つや二つじゃない。それは、すべて俺が見抜いていた事だったけど、彼女も自分の目と心で判断し、ようやくママの人間性が見えたようだ。「ママ、例のお客さんがいる時は、こじれるから佐藤さんを呼ぶなって。お店が暇な時は、すぐに電話して呼びなさいって言うのに・・・。」「そういう人なんだよ。俺は、知ってたけど。」「最初は、仲が良かったのにね。ママと佐藤さん。」「そうでもないよ。...
出逢い ~好きな仕事~
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出逢い ~好きな仕事~

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翌日、例の男から、彼女の元に謝罪のメールが届いた。「ひどいことをした後、いつも、こうしてちゃんと謝ってくれるの。だから、悪い人じゃないと思う。」昼間、俺は彼女の事が気になり電話をした。やはり、彼女はまったく懲りていなかった。「あいつは、また何度も繰り返すよ。」「でも、ちゃんといい所もあるよ・・・。」「結美。俺は、結美に辛い思いをさせたくないんだよ。」「うん・・・。」「もう、アフターは行かない方がい...
出逢い ~直感~
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出逢い ~直感~

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「ごめんなさい。私、用事が出来たから・・・。」「電話、さっきの男か。」「私、行かないと・・・。」「あんな目に遭ったのに、どうして行くんだ。」俺は、理由も言わずにその場を去ろうとする彼女の腕を掴んだ。「結美!」「私は、こうしなきゃいけないの!」「いいから、落ち着け!」「離して!」俺の手を振り払う彼女を抱きしめ、「行くな!」そう強く言い、俺は抱きしめる手に力を込めた。彼女の携帯が、鳴り続ける。「電話・...
出逢い ~不信感~
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出逢い ~不信感~

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俺の知る限り、彼女がメインで付く客は7人ほどいた。どれも、社長か部長クラスの人間だった。きっと、ママが上手く流れを作ったのだろう。でなければ、素人の子がそのクラスの客を何人もキープ出来る筈がない。その中に、一人だけ気になる男がいた。「あいつの目、ちょっとヤバイな。」「あー、あれ?まぁ、ちょっと性格に癖はあるわね。」「最近、やたらと奴の視線を感じるんだけど。」「結美ちゃんと仲が良いってわかるんじゃな...
出逢い ~初めてのキス~
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出逢い ~初めてのキス~

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「おつかれー。」ママはそう言って、ウーロン茶を一気に飲み干した。俺たちは店の近くにある飲食店に入り、テーブル席で食事を取った。彼女は俺の隣に座り、前を向いたまま放心状態。「大丈夫か?」「はーい。全然大丈夫ー。」彼女は、完全に酔っ払っていた。疲れていたせいか、ほとんど何も食べなかった。しばらくして、「ねぇ。この子、送ってやってよ。フラフラだから。」一人でモリモリ食べていたママが、小声でそう言った。確...